住職便り

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コメ問題そして世界情勢

2025年7月1日

あまり雨の降らなかった梅雨の季節に終わりをつげ、暦の上の夏を迎えようとしています。
一般の人にとっては雨がないのは助かるかもしれませんが、
農家さんにとっては大変なことです。作物が育ちません。
今の令和のコメ問題も米農家さんは心穏やかでないと思います。
米が高ければ消費者が買えません、安すぎれば米農家さんが困ります。
小泉大臣が就任して10日で2000円台の米が店頭に並びました。それを農水族のある政治家が、
「何の相談もなくルールを守らない大臣のやり方は事務方が非常に困っている」と訳の分からないことを言っていました。
相談して米をばらまいても、店頭に並ばず変化は起きませんでした。
必要なことは、消費者に手の届く米価格、米農家さんが利益の出る米価格、そのバランスです。
日本人の主食の米ぐらい自給自足でありたいものです。
農政改革に一石を投じた小泉大臣の手腕に今後を期待したいと思います。

世界に目を向けると、ロシアとウクライナ、イスラエルとパレスチナ、イランとイスラエル、
今度はアメリカの混乱と分断などなど…… 戦争・紛争が絶えません。
アメリカがイランに爆弾を投下、それでこの戦争に区切りを迎えられるでしょうか。
たとえ区切りを迎えたとしても、ロシアのウクライナへの侵攻、
そして中国が台湾へ、それを正当化する理由にならないでしょうか。
どこも自由主義というより、指導者が独裁者になり、
それによって起きている戦争・紛争であるような気がします。
戦争・紛争は憎しみと悲しみ、不幸しか残りません。
人民の穏やかな生活をつくる指導者が現れることを願ってやみません。     合掌


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穏やかな生活

2025年6月1日

五月晴れの季節に終わりを告げて、梅雨の季節に入りました。
5月に入ってすぐに無差別殺傷事件が次々に起こりました。

小学生の列に車が突っ込む、駅で刃物で知らない人に襲い掛かる、
飲酒運転で車8台が関わる事故、小学校に二人の男が乱入した傷害事件、
ストーカーによる殺人事件、訳のわからないあおり運転、
コメ価格の高騰で各地で起きる米泥棒などなど......
多くの事件が立て続けに起こる殺伐とした状況は、
もしかしたら生活に余裕の持てない経済状態が原因の一つかも知れません。

そこに、アメリカ発の相互関税が加わってきます。
自国だけが強く豊かになるために高い関税を課す。
果たしてそうなるでしょうか、
出発点の自国ファーストの考え方は、
通り過ぎた時代の考え方のような気がしてなりません。

国内では高齢化時代を迎え、苦しい年金生活の方が数多くいます。
これから高齢化は増々進んでいきます。
豊かな人を豊かにする政治ではなく、貧しい人を豊かにする政治をして、
経済を底上げして欲しいと願います。
穏やかな生活の送れる世界になりますように。       合掌

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侍の精神

2025年5月1日

桜前線も北へ進み、いよいよ春らしい季節がやってきました。
5月は一年の内で一番過ごしやすい季節ではないでしょうか。
季節は過ごしやすく生活しやすいのですが、
物価高で生活が大変な方が大勢います。米の価格も高止まりのままです。
米の価格の高騰の原因をつかまずに備蓄米の放出、
バラマキをしても焼け石に水ですね。
一時はお金のバラマキも考えられていたようです。
果たしてどこへ向かっていくのでしようか!

世界では、アメリカの大統領の選挙後急に騒がしくなってきました。
大国が力にものを言わせて、同盟国も友好国も関係なく高い関税をかけてきました。
それが株価の下落、債券市場の下落が起きると「これはまずい」とすぐに方向転換、
「世界の国々が交渉をしたがっている、みんな私のシリにキスをしたがっている」と、
まるで「王様とこじき」のような物言いです。
只一国だけ対抗してきた中国には、貿易戦争を思わせる高い関税をかけています。
中国は米国債の大量保有国です、それを売られたらどうするのでしようか。

まさに「弱肉教食」の時代に戻って行くような有り様です。
そんな世界状況の中でも、アメリカが右を向けと言ったら右を向くのではなく、
毅然とした態度で交渉にあたり、
侍の精神を世界に示して欲しいと願っています。         合掌

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少し先の日本の未来

2025年4月1日

長い冬に終わりを告げて、温かい日差しの感じられる季節になりました。

アメリカが日本にも高い関税をかけてきました。
輸入関税は輸入した者が払うので、
アメリカ国内で高い関税をかけられた日本の貨物は、
当然高くなり売り上げに大きく影響を及ぼすでしょう。
議会の承認を必要としない大統領令をたくさん発動する、
周りにイエスマンを並べて、たった一人の考えで政治を動かしていく。
どこまでそれが世界の中で通じるのでしょうか。

そんな大きな問題の風が吹く中、日本の中でまたしても「政治と金の問題」です。
クリーンなイメージであった石破総理が、10万円の商品券を15人にお土産として渡した、
「法的には問題ない」と言っていますが、日本国民は「政治と金の問題」に嫌気がさしている最中です。
法的に問題なくても、10万円というお金は大金です、年金生活でお金の足りない人も沢山います。
忘れてもらっては困るのが、議員の報酬は国民の税金から出ています。
お金が余っているなら、被災地に寄付でもしたらいかがですか、
ご自分のお金で困っている人に手を差し伸べたらいかがですか。

あちこちで起きている山林火災、
その根本原因である地球温暖化、異常気象による高温、乾燥、強風
主食の米の価格も高騰したままです。問題は山積みです。
いつまでこんなことをやっているのでしょうか。

少し先の日本の未来を託されたリーダーとして、
キチンと政治に取り組んでほしいと願うばかりです。    合掌

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大国の責任

2025年3月1日

3月になり、少しずつ春の香りがしてきました。

アメリカがトランプ政権になり様々な動きをしています。
関税の発動、WHOやパリ協定からの脱退、
トランスジェンダーなどの性の多様性を許容しない、
果ては政府機関での紙ストローの提供禁止など70を超える大統領令が、
発動されています。
中には世界中に影響を及ぼすものが多数含まれています。
そしてウクライナの問題、これには首をかしげてしまいます。
政治問題に口を出すつもりはありませんが、
侵略を始めたのはロシアです、それをウクライナやヨーロッパの国々を抜きで、
大国2国間で停戦合意をしてもウクライナやヨーロッパの国々は受け入れられないでしょう。
領土を戻さず、力ずくの現状変更、実効支配が認められれば、
日本の尖閣諸島や台湾に対しても中国が遠慮なく力ずくに出るかもしれません。
勝手に侵略を始めて多くの犠牲者を出したその保証など、
大国同士の損得や論理で動くのではなく、
大国の責任が感じられる政治をしてもらいたいものです。

世界中の誰しもが平和を願っています。
侵略を始めた本人さえも嘘かホントか平和を願っているそうです。

優しい春の空気が穏やかに世界中を包んでくれることを願っています。
まだまだ寒さが続きます、皆様ご自愛ください。       合掌

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