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人間としての尊厳

2024年7月1日

遅い梅雨入りでジメジメとした季節のまま7月を迎えました。

先日、知人のお見舞いに、ある総合病院に行ってきました。
診察があるというので、一緒に待合室に行ってみると、
患者さんのほとんどが高齢者の方でした。
日本人の平均寿命が延びて男女とも85歳以上になりました。
おめでたいことの反面、65歳以上の方が人口の20%以上になり、
そこにいろいろな問題が出てきています。
そのひとつが、死亡数が増加して総人口が減少する「多死社会」です。
高齢になり、充分ではない年金での生活で、貯えも使ってしまい、
病院に入院できず自宅で孤独死する方も増えています。
火葬場がいっぱいで、10日以上も待たされることも珍しくありません。
長生きすることが幸せとは言い切れない、今の現状です。

年間150万人の人が人生のエンディングを迎える「多死社会」、
亡くなるときを人間としての尊厳を保って迎えたいですね。

世界中で、熱波や高温による災害で多くの死者が出ています。
対岸の火事ではありません。ご自愛ください。      合掌


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人のこころ

2024年6月1日

一年の半分近くが過ぎ、梅雨の季節がやってきました。
台風や線状降水帯が心配になる季節です、
大きな被害が出ないことをお祈りいたします。

話は変わりますが、毎日100通近いおかしなメールが届きます。
持ってもいないカードの架空請求やアマゾンのアカウント停止、
水道料金や電気料金の未払いの請求、おかしな日本語の問い合わせ等々、
開くととんでもないことになるので、そのまま消去していますが、
SNSでは事実ではない投稿や過激な投稿、
動画サイトにも意図的に作られた儀情報の投稿、
再生回数に応じて広告収入が増えるというシステムの為、
地震や火事といった、人の命に関わることにも儀情報が流れます。
それが収入になるというシステムにも問題はありますが、
人を騙す詐欺的行為で収入を得るのは犯罪です。
今の時代、そういうことが存在するのが、
当たり前になってきてしまったような気がします。

これからは、AIの発達とともに犯罪も複雑化して、
法整備や取り締まりが追い付かなくなるのが心配です。
詐欺行為=金儲けという考えは捨てて、
人のこころを持った生き方をしたいですね。
どんな時代になっても一番大事なのは人のこころです。      合掌

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言葉の大切さ

2024年5月1日

鮮やかな新緑の季節になりました。
一年で一番過ごしやすい季節ですね。

責任ある立場の人達が問題を起こしています。
国会議員の女性問題、町長たちのセクハラ、パワハラ問題、
こんなこともありました。先日、県庁の新規採用職員に対して行った、
知事の訓示が「特定の職業を差別する発言だ」として、
問題となり辞職に追い込まれました。
報道陣の取材に対しては「職業差別の意図はない」、さらには
「誤解を与えた人がいるなら申し訳ない」と釈明していましたが、
釈明や、言い訳をする時点ですでに間違っているのではないでしょうか。
責任ある立場の人が、【歯から外へ出した言葉】は、
取り消すことはできません。誰にでも失言はありますが、
公の場でその立場にある人が発言をする以上、
もっと慎重に言葉を選ぶべきではなかったでしょうか。
それ以前に皆さん何のために政治家になったのでしょうか。

林祥寺霊園の樹木墓地が好評です。
ご見学やお問い合わせが多くなりました。
ホームページに詳しく掲載してありますので、
ぜひご覧ください。              合掌

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春と政治の行き先

2024年4月1日

ようやく春の陽気が感じられる季節になってまいりました。
今年は桜の開花は遅いようで、お寺の桜の満開もまだもう少しかかりそうです。
この暑過ぎず、寒過ぎずの陽気がずっと続いてくれるといいんですが。
この後は、梅雨、真夏と線状降水帯や台風による被害の心配が出てきます。
異常気象は世界規模です、この問題を放置しておくと、
地球で生活できなくなるようなことになるかもしれません。
世界規模で考えて対処しなければならないはずです。
戦争で人の命を奪ったり、領土を奪ったりしてる場合ではありません。
日本に目を向ければ、国会が裏金問題で揉めていたり、
浮気の報道をされて開き直っている女性議員がいたり、
税金から高い報酬をもらい、国を引っ張っていく政治をするどころか、
国の政治の足を引っ張っています。
何のための国会で、何のための議員でしょうか。

桜の季節は、花粉症や黄砂に悩まされる季節でもあります。
満開の桜の見事さと、ポカポカとした春の陽気のような、
生活しやすい地球になりますように           合掌

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春の訪れ

2024年3月1日

2月は、春先のような陽気の日や、夏日があったり、
雪の降りそうな天気が続いたり、体調維持が大変でしたが、
河津桜も少しづつ咲き初め、春の訪れが待ち遠しい3月になりました。

国会が裏金問題で揺れています。数百万円、数千万円、というお金が、
キックバックされ、収支報告書に記載されずに個人の懐に入っている、
それを衆議院議員51人がやっており、政倫審への出席はわずか5人という事態、
それも「説明責任を果たす」と言いながら、当初は”非公開”でということでした。
到底、国民の納得できる話ではありません。 
「お金はあっても邪魔にはなりません」 ですがそれは、
給与が上がらず、物価の値上がりに苦しむ一般庶民のことです。
裏金の原資になっているパーティー券の収入は、
パーティー券を買うことにより何らかの恩恵を受けたいと思っている、
買う側の個人や企業にも問題があるのではないでしょうか。

もうすぐ春のお彼岸です。不快な話ではなく、
春のポカポカとした陽気のような心温まる話を、
ご先祖様に報告したいですね。
能登半島地震の一日も早い復興と、世界が平和になることを、
心より願っております。             合掌

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