住職便り

トップページ住職便り

平和への祈り

2023年3月1日

春のぬくもりが少しずつ感じられる季節になってきました。
同時に、花粉症の方々にとっては辛い季節ですね。
今年は大量飛散が見込まれているそうです。
お大事になさってください。

トルコで大きな地震があり、トルコとシリアで5万人を超える方々が亡くなりました
ご冥福を心よりお祈り申し上げます

ウクライナ侵攻から1年が経ち、20万人を超える尊い命が奪われています。
残された者にとって、災害で亡くされた命には悲しみが残ります。
戦争で奪われた命には悲しみと同時に憎しみが残ります。
自分に銃口が向けられたら、恐怖を感じない者はいません。
命の尊さを想えば、銃口を向けあう行為をすぐにやめ、
平和を取り戻さないと、悲しみと憎しみが一人歩きをしていきます。
一日も早い平和の訪れを心よりお祈りいたします。

3月はお彼岸の月です。
3月21日が中日(春分の日)でその前後3日づつがお彼岸です。
お墓詣りでご先祖様に手を合わせて、平和をお祈りしてください。     合掌

カテゴリー:住職便り

穏やかな気持ちで

2023年2月1日

十年に一度の大寒波襲来で、多くの方が大変な状況に直面しています。
2月に入り寒さはまだ続きます。くれぐれもご用心ください。

感染症、気候変動、紛争と、去年に続き、
世界規模の問題を抱えて、スタートした今年も一か月が過ぎました。
解決の糸口さえ見つからない問題を、
ただ見ているだけしかできないに等しい状況で、
時だけが過ぎていくような気がします。
それぞれの問題は、さらにその先の問題を引き起こしています。
物価高、災害、病気、衛生、難民、人権、動物や魚類の生態系等々、
世界中が手を取り合って解決していかなければならないはずです。

明るい話題が少ない中、健康にだけは留意してお過ごしください。
寒い毎日が続いていますが、温かい春はもうすぐやってきます。
せめてこころだけは寒くならないように、
穏やかな気持ちで毎日を過ごし、
いい一年になっていただくことをお祈りいたします。    合掌

カテゴリー:住職便り

日本の文化

2023年1月1日

謹んで新春のお慶び申し上げます
本年もよろしくお願いいたします

昨年は、コロナとウクライナの戦争。
そして円安による物価などの高騰で、
辛い一年を過ごされた方も多かったようですが、
年末に行われた、サッカーのW杯は、サッカーファンのみならず、
にわかサッカーファンの心も熱くしたようです。
そして日本が、ドイツとスペインを破ったことは高く評価されました。
それと同時に、日本人サポーターのスタジアムのごみ拾い、
日本人選手のロッカールームの片付けが、世界中で称賛されています。
3.11の大地震の時に整然と並んで非難した日本人の姿が思い出されます。
これが日本の文化だと思います。
3月にはWBCが開催されます、
その時もまた、日本の文化が遺憾なく発揮できるといいですね。
頑張れニッポン!!

今年一年穏やかに過ごせることを願って、
良い年になりますように、お祈り申し上げます。    合掌

カテゴリー:住職便り

がんばれ日本!!

2022年12月1日

師走月を迎え、一段と寒さが増してきました。
世の中は、W杯で盛り上がっていますが、
コロナは収まらず、円安も一時ほどではないですが続いています。
今年一年、厳しい状況がずっと続いてきています。
そんな中で、政治と金の問題、東京五輪に関わる汚職の問題など、
コロナ禍や円安で苦しんでいる、
庶民を無視したような出来事がありました。
嫌なことの多い一年でしたが、
今年最後の締めくくりとして、
W杯での日本人選手の活躍を願っています。

年末のお墓詣り、お墓の掃除をしてご先祖様に、
今年一年の感謝をしましょう。

皆さま良いお年をお迎えください。
来年が良い年になりますように。     合掌

カテゴリー:住職便り

こころ休まるご供養を

2022年11月1日

外気に冷たさを感じ、吹く風に肌寒さを感じるような、
秋の気配の毎日になりました。

先日、知人から「ドル建ての生命保険料がすごく上がってしまって困った」
という話を聞き、思わぬところに円安の影響が出ていると思いました。
ロシアのウクライナ侵攻から始まって、
先進国によるロシアに対する経済制裁、
ロシアのエネルギー供給制限、
エネルギー価格の高騰、それによる物価の高騰、
インフレ抑止のためFRBによる急速なドルの利上げ、
円売りドル買い、円安、物価上昇と連鎖が続いています。
コロナによる生活苦の上に、物価高が重くのしかかっています。
そして多くの人が亡くなっているウクライナ、
争いによりもたらされるのは、悲しみだけです。
一日も早く争いが終結することを願うばかりです。

北海道で納骨堂が閉鎖されお骨の引き取りを要求されているそうです。
過剰な設備投資の返済ができず、建物が差し押さえになり、
売却されたそうです。
墓地(お墓)を営利目的で造ることは法律で禁止されています、
非営利性、そして永続性ということです。

林祥寺は、ご先祖様がこころ休まるご供養が、
できることを願っております。        合掌 

カテゴリー:住職便り
このページの先頭へ