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人のこころ

2018年5月8日

5月の連休も終わって暖かな過ごしやすい季節がやってまいりました。

さて、林祥寺の本堂の入り口ですが、3段の階段の1段づつが非常に高く

上がりずらくなっています。

なんでこんな造りになっているかといいますと、昔は馬や籠でお寺に来たそうです。

だから高くないといけなかったのです。

とはいえ今の時代には合っていませんので改修することになりました。

時代に合わせて変えるべきは変えないといけませんね。

ですが、変わってもらいたくない「人の心」もあります。

先日ご葬儀のあと、ご葬家さんと火葬場にまいりました。

静かにときを過ごす中、一組の方々が、声をあげて談笑していました。

時代の流れと共にご葬儀のかたちも変わってまいりました。

しかし、故人に対する心の悲しみは変わらないはずです。

少なくとも、その場所は悲しみを共有すべきではないでしょうか。

合掌

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