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ご供養の心

2016年11月2日

朝晩めっきり肌寒くなり、秋から冬へ移り変わろうとしています。

養老渓谷の紅葉も今月半ばには色づき始めることでしょう。

さて、みなさんはお葬儀やお墓そしてお骨のご供養をどのようにお考えでしょうか?

最近はお葬儀も通夜や葬儀を行わずに、直接斎場でお骨にされる方もいらっしゃいます。

またお墓も跡を継ぐ方がいないということで、樹木葬や永代供養墓を選ぶ方も増えています。

少子高齢化、時の流れ、世の中の移り変わりというこでしょうか

それはそれで、受け止めていかなければいけないことだと思います

そこに「ご供養」をする気持ちさえあれば.....

林祥寺にはお骨をお寺がご供養する形のものがあります。

遠方にお住いの方は郵便局のゆうパックで送っていただくこともできます。

世の中には色々なご事情を抱えてる方がいらっしゃいます。

先日、遠方にお住いのご夫婦の、奥様の叔母様にあたる方のお骨が送られてきました。

その方は、身寄りがなくご供養をする方もいないということでした。

「ご供養をする」気持ちをお持ちいただければ、お寺で大切に

ご供養させていただくことを、お伝えいたしました。

ご供養をするのは形ではありません、気持ちです。そのためにお寺があります。

どうぞ、何かの時にはご遠慮なくご相談ください。

風邪などひかぬようにお過ごしください。

合掌

 

 

 

 

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