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新しい時代

2019年5月7日

新しい時代の幕が上がりました。

平成の天皇陛下が上皇様となられ、平成の皇太子様が天皇陛下になられました。

上皇様、上皇后様、30年の長きにわたり本当にお疲れさまでした。

これから、お二人の穏やかな日々をお過ごしいただくことを心より願っております。

 

長い連休も終わり、忙しい毎日が始まります。

連休の間、どうお過ごしになりましたか、

海外へ行かれた方、故郷へ帰られた方、レジャー施設へ遊びに行かれた方、

楽しく過ごされたと思います。

現役世代の方々や、小さなお子様のいるご家庭は、良い休暇であったと思います。

一方で、高齢化社会の日本では、仕事を引退された方々などは、

「どこへ行っても混んでるし」「お金は普段の何倍もかかるし」「疲れるし」

「連休と言っても我々は365日連休だから」と言われる方も多いようです。

日本は人生100年時代を迎え、ますます高齢化がすすんでいくと思われます。

60歳で定年を迎え、その後の40年間の過ごし方がむずかしい状況です。

長生きをすることが苦痛になっては何にもなりません。

終身雇用や社会保障のシステムといった政治的意味合いや、

少子化という社会の在り方を考えさせられます。

ご高齢の方に「お体を大切に、長生きしてください」と

心から言えるような「令和」なることを願っています。       合掌

 

 

 

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