終活とは?辞書で調べると「人生をよりよく終えるための準備」とあります。
内容は、葬式の準備・お墓の準備・財産相続について等を準備するようです。
戦争中に、「死に方用意」という言葉がありました。
若い兵隊さんが、死ぬ用意をする。どんな気持ちだったのか。
泣き叫ぶ者、どうしようもない気持ち、それでも国の為に、愛する者を守るために散った多くの命。
親からもらった命、先祖代々命のバトンを受け継いで、育ててもらった大切な命。
だからこそ、人生の終わりに何が出来るか!
己のことばかり考えているのが、今の終活のような気がいたします。
頂いた命も、いつかは尽きる日が静かに静かにまいります。
その日まで、命の限り生きること!。先祖に恥じない生きざまをすることこそが、何よりの親孝行であり、
父母の恩に対する、報恩の供養と信じます。
中々思い道理にならない理不尽な世の中で、小さな幸せを見つけてこそ「小欲知足」の幸せな終活が出
来るのではと考えます。
たとえば、今まで生きてきた皆様の知恵を、ノートに綴ることから始めませんか!
料理のレシピ・庭つくり・子育てや病気の時の対処法、皆様の生きた知恵を、子供や孫に残してみてはい
かがでしょうか。
この生き字引は、書店に並ぶ参考書やマニュアルと呼ばれる説明書などには無い、決してお金では買え
ない宝物になるでしょう。
こんなこと書いても、誰も読みはしないだろうと思わないで下さい。
今出来ることをやる!ただ目の前の一日一日を大切に生きる!一日一善!
すべてに感謝し、命あるは幸いなり!今が大事!今こそ合掌!!
心からご先祖様に感謝し手と手を合わせましょう。