時折まだ暑い日がありますが、10月になりました。
今年はお寺にとってうれしいことがありました。
8月18日のおせがきえの御縁に、教区寺院様、法友、檀信徒の
皆様に見守られ、得度(とくど)式が行われました。
長男の良禅(りょうぜん14歳:中学2年)
次男の良岳(りょうがく13歳:中学1年)です。
得度式は僧侶になる為の一番最初の儀式です。
お坊さんには、戸籍簿とは別に僧籍簿(そうせきぼ)というものがあります。
お坊さんの戸籍簿です。
僧籍簿に登録され、お坊さんとしての第一歩を踏み出します。
頭を丸め、お釈迦様の戒律を授かり、お坊さんとして日常必要な
衣や、袈裟等が渡され、そして何より、お坊さんとしての名前、
安名(あんみょう)を授けてもらいます。
安名は
良禅には 「天鳳良禅(てんほうりょうぜん)」
良岳には 「泰鳳良岳(たいほうりょうがく)」
と授けられました。
そして、わたくし鳳山良久の弟子となりました。
未来の林祥寺の住職の誕生の儀式、すべての住職が、檀信徒の心が
一つになり荘厳のうちに修行が行われました。
新しく仏弟子となったふたりの僧侶をどうぞよろしくお願いします。
林祥寺二十八世 鳳山良久 合掌