5月の連休も終わって暖かな過ごしやすい季節がやってまいりました。
さて、林祥寺の本堂の入り口ですが、3段の階段の1段づつが非常に高く
上がりずらくなっています。
なんでこんな造りになっているかといいますと、昔は馬や籠でお寺に来たそうです。
だから高くないといけなかったのです。
とはいえ今の時代には合っていませんので改修することになりました。
時代に合わせて変えるべきは変えないといけませんね。
ですが、変わってもらいたくない「人の心」もあります。
先日ご葬儀のあと、ご葬家さんと火葬場にまいりました。
静かにときを過ごす中、一組の方々が、声をあげて談笑していました。
時代の流れと共にご葬儀のかたちも変わってまいりました。
しかし、故人に対する心の悲しみは変わらないはずです。
少なくとも、その場所は悲しみを共有すべきではないでしょうか。
合掌
短い桜の季節も終わりに近づき、いよいよ春本番ですね。
毎年この季節になると、お寺の木々の緑も色濃くなり
さわやかさを感じる日々になります。
お花見には行かれましたか?
後輩の実家のお寺が桜の名所で、この時期になると毎年本当に見事だそうです。
ただ、夜は夜中まで騒ぐ酔っ払いで眠れない日が続き、
昼間はゴミの後片付けと連れてきた犬のフンの後始末で大変だそうです。
そんな話を聞くと、東日本大震災の時、
整然と並んで助け合いながら非難した方々の姿を思い出します。
この高潔な姿は世界の人々も驚いていたようです。
同じ日本人です。一方で守れるマナ-は他方でも守って行きたいですね。
世界に誇れる日本人の姿として。 合掌
暖かい日と寒い日が入れ替わりでやってきて、
春一番も吹き荒れました。
さて、3月と言えば春のお彼岸があります。
お彼岸にはお墓参りをしたり、仏壇の掃除をしたりして、
ご先祖さまに感謝の気持ちを表します。
お彼岸の食べ物というと「ぼたもち」と「おはぎ」があります。
それぞれ「牡丹餅」「お萩」と書きますが、
春に咲く牡丹の花と、秋に咲く萩の花からきているようです。
春彼岸の「ぼたもち」、秋彼岸の「おはぎ」、
食べる季節によって大きさを変え、呼び方を変えているようです。
今度の春彼岸には「ぼたもち」をもってお墓参りをしてはいかがですか。
ご先祖さまがいなければ私たちもおりません。
普段、なかなかお墓参りに縁遠くなっている方も、
ご先祖様に手を合わせて生まれてきたことに感謝をしてください。 合掌
雪で2月が始まりました。寒いですね。
明日は節分です。
節分は立春・立夏・立秋・立冬の前日の事です。
特に立春(毎年2月4日頃)の前日を指します。立春は旧歴のお正月、節分は旧暦の大晦日です。
そして、節分というと毎年その年の「恵方」が話題になります。
「恵方」はその年の「吉方」でその方向に向かってことを行えば万事が吉と言われています。
今年の「恵方」は丙(ひのえ)の方角、南南東です。
その年の恵方の寺社にお参りをして、
その年の幸福を祈願する「恵方詣り」という古くからの風習もあります。
今年の恵方の方角の寺社に恵方詣りをして今年の幸福を願ってください。
寒さに負けずに頑張りましょう。 合掌
明けましておめでとうございます
今年もどうぞよろしくお願いいたします
年明け早々寒い日が続いています。
今日、一月五日は小寒!
これから二月の節分の頃まで一年で一番寒い日が続きます。
いま日本は、寒波がやってきて日本海側は大雪になっています。
この寒波は日本だけではないようで、温暖な気候で知られる
アメリカのフロリダで雪を観測したり、ボストンではマイナス17度を記録したり、
ヨ-ロッパでは洪水や強風で大変な被害が出たり、
地球の気候が年々おかしくなっていってるような気がします。
CO2の排出、温暖化が原因の一つといわれてますが、
ヨ-ロッパでは車の排出ガスの規制のため、ディ-ゼル車やガソリン車を
HV車に変える動きもでています。
でも、HV車の充電のために火力発電の電気を使っていたら、何もならないような気もします。
根本的な問題を世界中が一つになって解決していく年になればと思います。
今年一年が皆様にとって良い年ありますように願っております。 合掌