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ストレスと命

2020年4月21日

桜の花がいつにも増して寂しく散ってしまいました。

今年に入って新型コロナウイルスにより、わずか数ヶ月で生活が一変しました。

この見えない敵との戦いはいつ終止符が打たれるのでしょうか。

自粛、マスクの着用、うがい手洗いの励行、三密を避け不要不急の外出をしない、

ソーシャルディスタンス(人と人との物理的距離を保つ)を守るなど、

今までの自由な生活がなくなってきました。ですが他に方法がありません。

毎年流行しているインフルエンザと違い特効薬がないのですから、

国家の強制ではありません。一人一人の自覚が頼りです。

「巣ごもり」は退屈だと思います。ストレスもたまると思います。

そんな時、自分より大変な方の事を考えてください。

感染者の治療のために、懸命に働いてくれている医療従事者の方々、

手術が必要なのに、医療スタッフが不足になり手術ができず、命の危険にさらされている方々、

小さな子供を抱え他に見てくれる人もなく、親が感染したらどうしようと不安な方々、

飲食店やお店を経営していて、売り上げが落ち込み家賃や経費の支払いで先行きの経営が不安な方々、

数えればきりがないほど、感染の恐怖と経済的な不安との戦いが起こっています。

爆弾が落ちて来なくても、機関銃の弾が飛んでこなくても、これは戦争です。

まず自分が感染しない事、人に感染させない事です。

「大丈夫だから」「気にしてないから」と言って無防備で三密へ出かけていく方がいます。

感染すれば、2週間の潜伏期間の間に気づかないうちに他人に感染させてしまいます。

最大限の防御をしてそれでも感染してしまったら、

仕方がないと言えるかもしれませんが無防備はいけません、私たちにできることは「巣ごもり」です。

軽く考えてはいけません。退屈とストレスという己の心に勝って、

自分の命を守り、人の命を守りましょう。大切な命です。

一日も早い特効薬の開発と感染された方々の回復を心よりお祈り申し上げます。   合掌

 

 

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命の尊さ

2020年4月1日

桜の季節を迎えましたが、新型コロナウイルスの猛威は衰える気配がありません。

世界では亡くなった方が3万人を超え、WHOは「パンデミック」を宣言しました。

日本では学校が休校になり、イベントの自粛が呼びかけられ、

オリンピックさえも1年の延期になり、色々な業界で大変な被害が発生しています。

新型コロナウイルスは、体だけでなく経済もむしばんでいます。

世界では、都市が封鎖されたり、一部では刑務所の暴動や脱獄も起きています。

令和2年の年が明けたとき、こんなことを誰が想像したでしょうか。

先日、タレントの志村けんさんが新型コロナウイルスでお亡くなりになりました。

最後は親族に見舞われることもなく一人で天国に旅立たれました。

そんな中、TVの街頭インタビューで「気にしてませんから」と言って、

無防備で夜の街へ繰り出す方がいました。ご自分はそれでいいかもしれませんが、

人混みに行き感染すれば、ほかの人に移してしまうという連鎖が感染者を増やしていき、

お亡くなりになる方もいます。人の命の尊さを感じてください。

志村けんさんは、「みんな気を付けてよ」という強いメッセージを残してくれたように思います。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

一日も早い新型コロナウイルスの終息をお祈りいたします。       合掌

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