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彼岸(ひがん)‥‥それは悩みのない世界

2015年10月1日

 各地でひどい雨による災害、火山の噴火、いったい日本はどうなるのでしょうか?

不安で不安でしょうがないと思う人や、実際に被害に遭い途方にくれる人、

一体どうすればいいの?南米チリでも大地震!国内外で災害、災害、災害!

 一方では、戦争に向けて準備する国やテロという集団による攻撃。

この世が平和でなければ、あの世の幸福、すなわち冥福(冥土の幸福)

なんてありえないでしょう。

 亡くなったご先祖様たちはみんな、残した家族、愛する夫、妻、子供たち、

孫たちが、平和で元気で、健康で、笑っている姿を見守っていたいと願っています。

 今の世の中を見ていると、彼岸にたどり着くなど到底ないように思えてなりません。

世界中の国民は平和を願っています。戦争を起こそうとしているのは一握りの

人間だけです。

 なぜ、100パーセントに限りなく近い同じ人間がどうしが、平和な世界を

望んでいるのに、戦争が起こるのでしょうか?

 それは命の原点を忘れているからです。

 テロリストだって同じ人間、自分の愛する家族が公開処刑されたら、

イスラム教の教え「目には目を」をされたら、多くの人間を惨殺した

テロリストに、自分のしていることに気づいてもらいたい。

 他人を思いやる気持ちが無ければ命の原点はみえません、「無明」

のままです。

 「無明」(むみょう)とは苦しみの原点と、お釈迦様は説いています。

 すべてを明(あき)らめましょう。諦めるとは違います。物事に明るくなることです。

 そんなに難しいことではありません。物事を明らめることの第一歩は

「感謝」の気持ちを持つことです。すべてに感謝、そんな気持ちで、毎日を

過ごしてみてはいかがでしょうか。

 こんな時代だからこそ、小さな幸せに感謝して、戦争の無い平和なあなたの彼岸で、

お過ごしください。彼岸はあなたのすぐそばに必ずあります。信じてください。

 

                               合掌

 

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