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春の訪れに想うこと

2022年4月1日

桜の花が咲き始め、早いところでは満開になっています。
まん延防止措置が解除され、お花見も賑わうでしょうが、
感染者数が増え始め、【BA.2】との置き替わりや第7波も懸念されています。
コロナの収束は難しいのかもしれませんが、
経口薬の普及が待たれます。

ここ一ヶ月程新聞や、TVのニュ-スの中心は、
ウクライナ情勢とコロナウイルスです。
この二つの問題からどうしても離れられません。
ウクライナでは毎日多数の一般市民が犠牲になっています。
何の罪もない多くの方々の、尊い命が奪われていくことに、
強い怒りを感じています。
人の命の尊さを心より訴えたいと思います。

暖かな春の訪れとともに、
お寺の桜も満開になってきました。
お花見がてら、お寺にもお越しください。

コロナの鎮静化と一日も早く平和が訪れることをお祈り申し上げます。  合掌

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平和な世界

2022年3月1日

過ごしやすい陽気が続き、
春の気配が感じられるようになってきました。
まだまだコロナとの決別ができない中、
ウクライナに侵略という名の紛争が起こりました。
政治的な問題を提起するつもりはありませんが、
ミャンマーの問題もウクライナの問題も、
武力により、人の命を奪うということは、
どんな言葉をもってしても、正当化できません。
平和の祭典冬季オリンピック、パラリンピックの最中、
何とも悲しい出来事でしょう。
一刻も早い解決と平和が戻ることを心より願います。

3月は、春彼岸の月です。
「暑さ寒さも彼岸まで」といわれるように、
冬の寒さに別れを告げて、温かい春がやってきます。
春彼岸は春分の日が中日で、
その前後3日ずつ、7日間がお彼岸です。
(3月18日~24日)
お墓参りやお仏壇のお手入れをして、
ご先祖様への感謝と、ご自身やご家族の「健康」、
そして「平和」をお祈りください。      合掌

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「コロナ-そと」「福は-うち」

2022年2月1日

真冬の寒さの続く2月になりました。
一日も早いコロナの収束を願った1月のスタートでしたが、
正月明けからコロナウイルス・オミクロン株の異常なほどの感染力で、  
またコロナとの戦いが始まりました。
まん延防止等重点措置が始まり、
緊急事態宣言が発せられる可能性があります。
ようやく経済の活性化を期待し始めた時だっただけに、
落胆している方も多いことだと思います。
それでも、マスク、手洗い、手指の消毒、三密を避けるなど、
できるだけのことをするしかありません。

節分の豆まきで、「コロナ-そと」「福は-うち」と、
コロナ退治してはいかがでしょうか。、
そして、こういう時こそ、心静かに過ごしていくために、
お墓参りをして、ご先祖様に手を合わせてください。
一日も早くコロナではない話題になることをお祈りいたします。     合掌

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新年のご挨拶

2022年1月1日

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

コロナによる緊縮経済の中、今年一年、
大きな希望や夢を抱くのがなかなか難しい状況ですが、
明かりも見え始めてきています。
承認され、使われ始めた新薬や、
承認申請中の新薬もいくつか出てきました。
楽観的かもしれませんが、今年こそ、
きっといい方向へ向かっていくと思います。
自分で自分を励ましながら、今年一年を過ごしていきましょう。
同時に、いつも見守っていてくださるご先祖様に、
感謝の気持ちをもって、手を合わせてください。
きっと穏やかな気持ちになれると思います。

良き年になりますように心よりお祈り申し上げます。    合掌

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今年を振り返って

2021年12月27日

令和3年も終わりに近づきました、
思えば今年の年明けに、きっと誰もが「今年こそは」と思ったはずです。
ところが新型コロナウイルスは収束しませんでした。
変異株が流行し、何度も感染の波が押し寄せ、1日2万人超の感染者、
医療崩壊が叫ばれ、緊急事態宣言の下での生活,経済活動の圧縮、
辛い生活を余儀なくされている方が大勢出ました。
そんな中で、東京オリンピック、パラリンピックでの、
日本人選手の活躍が心にやすらぎを与えてくれました。
世界中では過去に、HIV、SARS、MERS、エボラ出血熱、
インフルエンザといった感染症が流行しましたが、
新型コロナウイルスのように世界中で、日本で、
これほど人々を苦しめる感染症はありませんでした。
過去の感染症を克服してきたように、必ず新型コロナウイルスも克服できるはずです、
希望を持ちましょう、ただ、大きな夢や希望よりも、
身の周りの小さなことに満足することで、
「心のやすらぎ」が得られのではないでしょうか。

前を向いて少しずつ進んでいきましょう。

来年が幸多き年になりますように心よりお祈り申し上げます。     合掌

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