桜の花がいつにも増して寂しく散ってしまいました。
今年に入って新型コロナウイルスにより、わずか数ヶ月で生活が一変しました。
この見えない敵との戦いはいつ終止符が打たれるのでしょうか。
自粛、マスクの着用、うがい手洗いの励行、三密を避け不要不急の外出をしない、
ソーシャルディスタンス(人と人との物理的距離を保つ)を守るなど、
今までの自由な生活がなくなってきました。ですが他に方法がありません。
毎年流行しているインフルエンザと違い特効薬がないのですから、
国家の強制ではありません。一人一人の自覚が頼りです。
「巣ごもり」は退屈だと思います。ストレスもたまると思います。
そんな時、自分より大変な方の事を考えてください。
感染者の治療のために、懸命に働いてくれている医療従事者の方々、
手術が必要なのに、医療スタッフが不足になり手術ができず、命の危険にさらされている方々、
小さな子供を抱え他に見てくれる人もなく、親が感染したらどうしようと不安な方々、
飲食店やお店を経営していて、売り上げが落ち込み家賃や経費の支払いで先行きの経営が不安な方々、
数えればきりがないほど、感染の恐怖と経済的な不安との戦いが起こっています。
爆弾が落ちて来なくても、機関銃の弾が飛んでこなくても、これは戦争です。
まず自分が感染しない事、人に感染させない事です。
「大丈夫だから」「気にしてないから」と言って無防備で三密へ出かけていく方がいます。
感染すれば、2週間の潜伏期間の間に気づかないうちに他人に感染させてしまいます。
最大限の防御をしてそれでも感染してしまったら、
仕方がないと言えるかもしれませんが無防備はいけません、私たちにできることは「巣ごもり」です。
軽く考えてはいけません。退屈とストレスという己の心に勝って、
自分の命を守り、人の命を守りましょう。大切な命です。
一日も早い特効薬の開発と感染された方々の回復を心よりお祈り申し上げます。 合掌
桜の季節を迎えましたが、新型コロナウイルスの猛威は衰える気配がありません。
世界では亡くなった方が3万人を超え、WHOは「パンデミック」を宣言しました。
日本では学校が休校になり、イベントの自粛が呼びかけられ、
オリンピックさえも1年の延期になり、色々な業界で大変な被害が発生しています。
新型コロナウイルスは、体だけでなく経済もむしばんでいます。
世界では、都市が封鎖されたり、一部では刑務所の暴動や脱獄も起きています。
令和2年の年が明けたとき、こんなことを誰が想像したでしょうか。
先日、タレントの志村けんさんが新型コロナウイルスでお亡くなりになりました。
最後は親族に見舞われることもなく一人で天国に旅立たれました。
そんな中、TVの街頭インタビューで「気にしてませんから」と言って、
無防備で夜の街へ繰り出す方がいました。ご自分はそれでいいかもしれませんが、
人混みに行き感染すれば、ほかの人に移してしまうという連鎖が感染者を増やしていき、
お亡くなりになる方もいます。人の命の尊さを感じてください。
志村けんさんは、「みんな気を付けてよ」という強いメッセージを残してくれたように思います。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
一日も早い新型コロナウイルスの終息をお祈りいたします。 合掌
春の陽気が少しずつ見えてきた3月を迎えました。
「新型コロナウイルス」の騒動は大変なことになっています。
世界中に感染が広まり、国内でも200人を超える感染者と6人の方が亡くなりました。
人が集まるところで感染が広がる恐れがある為、色々な行事が中止になり、
学校まで休校になるという前代未聞の出来事になっています。
そんな中、一番必要とされている「マスク」が足りないという状況です。
その「マスク」を買い占めて、高値で転売してお金儲けをしている人たちがいるというのは、
本当に悲しく、情けない事です。人の不幸を逆手に取るなどあってはならないことです。
3.11の東日本大震災のとき、みんなが助けあって避難したことが、
世界で話題になりました。それなのに「マスク」の高値転売とは残念です。
また、ネット上のデマによりティッシュやトイレットペーパーの買い占めで
どこのお店に行っても手に入らない状況が続いています。
しかし一方で、「武漢頑張れ」と応援して、「マスク」をおく送った方々もいます。
みんな一丸となってコロナウイルスの終息まで助け合って乗り越えましょう。 合掌
暖冬とはいえ一年で一番寒い2月という季節を迎えました。
年が明けてひと月ですが、中国武漢のコロナウイルスが大きな広がりを見せ、
大変なことになっています。
日本国内での広がりは抑えられるのでしょうか。
オリンピック・パラリンピックに影響は出ないでしょうか。
ワクチンや薬はいつ開発されるのか、色々不安になります。
そんな中ちょっと嬉しいことがありました。
先日、あるTV番組で去年お亡くなりになった
プロ野球の大投手金田正一さんの、お別れの会の話です。
前東京都知事の石原慎太郎さんや、前巨人軍監督の長嶋茂雄さんが、
歩くのもままならない不自由なお体でご焼香されていました。
そのことを番組で「先人を大事にする心」という言葉で伝えていました。
私の知り合いにも、独立した息子や娘が孫を連れて実家に集まるときは、
「まず、お墓参りをしてからということになっている」という方がいます。
私達は誰もが皆やがて「先人」になります。
生きてきた証として先人を大事にする気持ちを失いたくないですね。 合掌
明けましておめでとうございます
今年もよろしくお願いいたします
2020年、今年は東京オリンピック・パラリンピックの年です。
1964年、今から56年前に初めて東京でオリンピック・パラリンピックが開かれ、
半世紀を過ぎて、もう一度東京でオリンピック・パラリンピックが開かれようとしています。
半世紀前のオリンピック・パラリンピックの時は、戦争の傷跡の残る東京で、
東海道新幹線、首都高速、地下鉄などが大急ぎで整備された建設ラッシュでした。
一般家庭では、三種の神器と呼ばれた、テレビ・冷蔵庫・洗濯機に皆があこがれていました。
現在はパソコンやスマホの普及はもとより5GやAIの時代を迎えようとしています。
なつかしいあの頃のこの地域では、夏の暑さは30度、冬の寒さは0度だったと記憶しています。
そして、線状降水帯や毎年の大型台風はありませんでした。
技術の進歩は有りがたい事ですが、何かを置き去りにしてしまったことが、
今の気象状況になっているのではないでしょうか。
ここ数年、毎年のように大きな災害が起きています。
今年こそは大きな災害に見舞われず、穏やかな一年でありますことを心より願っております。 合掌