寒くなってまいりました。紅葉の時期・秋野菜を楽しむというよりは、
もうお鍋の季節でしょうか?
いずれにしても、そろそろ年末に向けて、ちょっと早いですがお掃除を
はじめませんか。
年末年始に慌ててやると、まあこれでいいか!?というぐあいに、年を越して
しまっているように思います。
身近なところから、少しずつはじめてみてはいかがでしょう。
身の回りを綺麗にすることで、気持ちもスッキリしてくるのではと
思います。
お墓掃除も心が安らぐひとときです。最近お墓参りが非常に多くなりました。
とてもありがたい事です。自分の命のルーツに今一度立ち返り、手を合わせ、
ご先祖さまに感謝の気持ちを伝えましょう。
最近、お墓を建てても、後を見る方が居ないとお悩みのご相談が増えてきました。
林祥寺では、生きている間は自分のお墓を建ててお参りをし、後に永代供養墓へ
移す方が増えてまいりました。
供養の仕方は様々ですが、先祖への感謝の気持ちは不変であってほしいと
願います。
合掌
各地でひどい雨による災害、火山の噴火、いったい日本はどうなるのでしょうか?
不安で不安でしょうがないと思う人や、実際に被害に遭い途方にくれる人、
一体どうすればいいの?南米チリでも大地震!国内外で災害、災害、災害!
一方では、戦争に向けて準備する国やテロという集団による攻撃。
この世が平和でなければ、あの世の幸福、すなわち冥福(冥土の幸福)
なんてありえないでしょう。
亡くなったご先祖様たちはみんな、残した家族、愛する夫、妻、子供たち、
孫たちが、平和で元気で、健康で、笑っている姿を見守っていたいと願っています。
今の世の中を見ていると、彼岸にたどり着くなど到底ないように思えてなりません。
世界中の国民は平和を願っています。戦争を起こそうとしているのは一握りの
人間だけです。
なぜ、100パーセントに限りなく近い同じ人間がどうしが、平和な世界を
望んでいるのに、戦争が起こるのでしょうか?
それは命の原点を忘れているからです。
テロリストだって同じ人間、自分の愛する家族が公開処刑されたら、
イスラム教の教え「目には目を」をされたら、多くの人間を惨殺した
テロリストに、自分のしていることに気づいてもらいたい。
他人を思いやる気持ちが無ければ命の原点はみえません、「無明」
のままです。
「無明」(むみょう)とは苦しみの原点と、お釈迦様は説いています。
すべてを明(あき)らめましょう。諦めるとは違います。物事に明るくなることです。
そんなに難しいことではありません。物事を明らめることの第一歩は
「感謝」の気持ちを持つことです。すべてに感謝、そんな気持ちで、毎日を
過ごしてみてはいかがでしょうか。
こんな時代だからこそ、小さな幸せに感謝して、戦争の無い平和なあなたの彼岸で、
お過ごしください。彼岸はあなたのすぐそばに必ずあります。信じてください。
合掌
暑い暑い夏も過ぎ去り、もう秋の気配がいたします。
秋分の日を迎える月、春夏秋冬、季節変化の速さに驚かされます。
皆さまの上半期は如何でしたか?
良い事・悪い事・悲しい事・つらい事・・・誰もがいろいろございます、誰もがです。
幸せそうに見えるという言葉も、本当に幸せかどうかは、本人しか解りません。
ただ言えることは、人がなんと言おうと、素直に”今が幸せ”と思うことが大事です。
これを、仏教の教えでは「少欲知足」(しょうよくちそく)と言い、少ない欲で足るを知る。
もっと、もっと、もっといいもの、もっと美味しいもの!
もっと、もっと、もっと・・・
人生の中で、もっと、もっとが無くなれば、みんな幸せになるのかなあ--?!
そんな気がします。
もっと、もっとではなく、これで十分、これで満足、これが幸せ、今が幸せ、
そう思えることが、幸せの原点ですね。
そこで今回は、歌を作ってみました。
はひふへほの歌です。
はんぶんでいい ひとなみでいい ふつうでいい
へいぼんでいい ほどほどでいい
ビール2杯の 幸せがいい あなたと二人 笑っていたい
今回は1番の歌詞をご紹介いたしました。
誰でも、人のことがよく見えてしまい、いいなあ--、あんなふうになりたいな--、
あんなうちにすみたいなあ--
素敵な指輪だわあ--、いいなあ--、いいなあ--の連発をしていませんか?
あなたが誰かをいいなあ--と思っているならば、誰かがあなたをいいなあ--って思ってくれている
かもしれませんよ。
長渕剛さんの「裸足のまんまで」という歌の一節に「裸足のまんまで立たされても」
「裸足のまんまで笑われても」「裸足のまんまで責められても」「俺は俺を信じてやる」
という歌詞がございます。
どうでしょう、みなさんも自分にちょっぴり自信を持って、出来れば人に言われてするのではなく、
自分で決めて自分でやりたいこと、やってみたいことを我慢せずにやって過ごしてみてはいかがですか。
小さなことから大きなことまで、出来る範囲でやってみましょう。
人生を楽しみましょう!
合掌
毎日、記録的な猛暑が続いておりますが、皆さまお体大丈夫でしょうか。
お盆の季節です。
ご先祖様が年に一度、慣れ親しんだご自宅に帰ってまいります。
お盆って何するの?と聞かれたら!
「百味飲食」(ひゃくみのおんじき)を、ご先祖様にお供えするんだよ!と
お答えください。
百味飲食とは、たくさんの食べ物を、ご先祖様をお祭りする精霊棚に、お供えする
ことです。
特に、8月13・14・15日の3日間で100種類以上の食べ物をお供えする。
その時、大事なことは、「ご先祖様よりいただいた命、大事に致します」と、
お誓いする事です。
この誓いを、どうぞ声に出して、お子様お孫様の前でお唱えください。
たくさんのご先祖様の命のバトンを受け継いで、今自分の番を生きている。
どうかその事に気づいてほしいのです。
勝手に生まれてきたわけじゃない!育ててくれた父母、祖父母、命をくださった
ご先祖様に改めて感謝し、父の日、母の日、敬老の日以上に、心から心から手を合わせ、
精霊棚の前に静かに座り、誓いを立ててください。
お盆はとても大事な行事です。
合掌
今年は5月から30度と、真夏日がありました。
いよいよ夏の到来です。
暑い、暑いと皆口々に額の汗をぬぐう季節になりました。
半年が過ぎ、今年も折り返しです。
この暑い夏もあっという間に、秋になり、また寒い冬がやって来る!
春夏秋冬、この季節というやつは、人間がコントロールできません。
だから寒いときは寒いように、暑いときは暑いように、
人間が自然にコントロールされているようですね。
そうです、暑いときは海水浴、スイカなど今この時期を楽しむ。
自然にはかないません。
コントロールされるままに、すべて受けいれて、
その季節の恵みを十分に頂きましょう。
春夏秋冬、季節は無料です。大いに楽しみ、恵みを頂きましょう。
合掌