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「平和」という言葉

2025年9月1日

秋の入り口9月を迎えました。
「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉通りに暑さがおさまることを、
期待しておりますが、毎年この暑さが終わるとすぐに、
いち年の終わり「暮れ」がやってくるような気がします。

今年の暮れまでに「平和」という言葉が聞かれるのでしょうか。
アメリカのホワイトハウスがSNSでイスラエルなど7か国の名前と共に、
「世界がトランプ氏のノーベル平和賞の受賞を求めている。
トランプ氏は平和の大統領だ」と投稿していました。
「え!まだ何もしてないですよ」、
「少なくても世界が受賞を求めているかどうか疑問ですよ」、
平和賞に限らず、ノーベル賞は結果に対して受賞するものだと思いますが、
違うのでしょうか。
しかし、パレスチナガザ地区やウクライナに、
本当に平和をもたらすことができるなら是非差し上げて欲しいと思います。
ただそれは、イスラエルやロシアの満足による平和であってはならないはずです。

自国ファーストの利益追求か、世界平和の追求か、世界中が見ています。
そしてノーベル平和章の意味を世界中が考えることになるでしょう。
「平和」という言葉が聞かれるのはいつになるでしょうか。

まだまだ暑さが続きます、ご自愛ください。      合掌

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