住職便り

TOP住職便り

少し先の日本の未来

2025年4月1日

長い冬に終わりを告げて、温かい日差しの感じられる季節になりました。

アメリカが日本にも高い関税をかけてきました。
輸入関税は輸入した者が払うので、
アメリカ国内で高い関税をかけられた日本の貨物は、
当然高くなり売り上げに大きく影響を及ぼすでしょう。
議会の承認を必要としない大統領令をたくさん発動する、
周りにイエスマンを並べて、たった一人の考えで政治を動かしていく。
どこまでそれが世界の中で通じるのでしょうか。

そんな大きな問題の風が吹く中、日本の中でまたしても「政治と金の問題」です。
クリーンなイメージであった石破総理が、10万円の商品券を15人にお土産として渡した、
「法的には問題ない」と言っていますが、日本国民は「政治と金の問題」に嫌気がさしている最中です。
法的に問題なくても、10万円というお金は大金です、年金生活でお金の足りない人も沢山います。
忘れてもらっては困るのが、議員の報酬は国民の税金から出ています。
お金が余っているなら、被災地に寄付でもしたらいかがですか、
ご自分のお金で困っている人に手を差し伸べたらいかがですか。

あちこちで起きている山林火災、
その根本原因である地球温暖化、異常気象による高温、乾燥、強風
主食の米の価格も高騰したままです。問題は山積みです。
いつまでこんなことをやっているのでしょうか。

少し先の日本の未来を託されたリーダーとして、
キチンと政治に取り組んでほしいと願うばかりです。    合掌

カテゴリー:住職便り
このページの先頭へ
このページの先頭へ